事故の示談交渉は難しい

交通事故ほど心身共に疲れ果てるトラブルも少ないのではないでしょうか。加害者の立場にせよ、被害者の立場にせよ精神的にガックリきてしまうものです。さらに示談交渉の段階でもめてしまうとますます思い煩いの原因になります。

例えば信号待ちで停止している時に後ろから当てられたというような、過失割合がわかりやすく10対0の案件などはまだいいのですが、過失が割れたときなどは示談の交渉も大変です。あるいは相手方がなかなか示談交渉に応じなかったり、難くせをつけてきたりするような人だとますます事態は深刻になります。

事故の過失割合というものは、その都度保険会社の担当者同士で話し合って決めていると思っている人も多いですが、実際のところは判例タイムスという本に過去の膨大な事故事例をもとに、このようなケースの場合の過失割合は何対何というように決まっていますので、ほとんどの場合は過去の事例に沿って過失割合は決まっています。しかしなかにはそれでも納得しないような人もいるので、双方のどちらかがその過失割合で納得しないと示談交渉も難航します。最終的に保険会社同士の話し合いだけでは進展せずに、裁判ざたになってしまうケースもあります。修理費が10万円程度の比較的軽い事故だとしてももめるときはもめるので、事故の示談交渉は基本的に難しいものだと心構えをしておくことが必要です。では示談の場合に弁護士など専門家に相談するというのは現実的なアイデアなのでしょうか。